旅行のネットワークビジネスとして、
業界で異彩を放っていた
リゾネットが、
一部業務停止命令を受けました。
１７年１月１７日から３カ月間の処分です。
リゾネットは、格安で旅行に行ける
サービスを商品にした、
ユニークな会社です。
また、勧誘方法も他社とは違い、
「セールスレター」という独自の文書を
使って、
今までより簡単に勧誘できる！という
手法をメリットとしていました。
商品も勧誘のアイデアも、
ちょっと聞くと、とても魅力的ですね。
大好評！パソコンだけで！どこでもできちゃうネットワークビジネス
業務停止になった理由とは？
しかし、以前からネット上では、
強引な勧誘などの報告が多く、
懸念されていました。
そして今回の業務停止で、
指摘されたポイントは・・・
１．契約意図を隠して喫茶店等に誘い出す。
「今度よかったらお茶しませんか。」
「会って話をしませんか。」
などと言って、 誘っていたようです。
２．嘘の説明
説明会で、詳しい説明をする講師が
「旅行をするだけでお金がもらえてとても楽しい。」
「高額な年収が得られる。」
「レターを見せるだけで簡単に紹介できる。」
などと、あたかも簡単に勧誘できて
儲かるかのような説明をする。さらに、
「会員サービスの上限は10万人と決めている。
おそらく年内もしくは来年に10万人を超えてしまう。
早く登録した方がいい。」
などと嘘を告げ、消費者を焦らせる。
３．契約の強要
３時間以上の長時間にわたる説明会の後、
消費者に申込書面の記入を求めます。
消費者が断っても、複数の会員が周りを囲み、
「今日登録した方がいい。」
「いいから申請書を書いて。」
などと執拗に勧誘し、契約締結を迫る。
・・・典型的な特商法違反ですね。
商品や勧誘のアイデアは良いものと
感じられただけに、残念でなりません。
今後の改善に期待しましょう！
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